この記事はLaravel 5 リリース後のLaravel Framework version 5.0を元に記載しています。
これまで、テスト環境をOSXにする場合、いままでは、仮想環境を作ったり、phpを入れて、Apacheを入れて、MAMPでごにょごにょととか、portsとか、とってもめんどくさかったですが、php5.4にはなんと、開発用ローカルサーバー機能があるので、phpだけをつっこめば、ブラウザで検証しながら開発できちゃいます。便利すぎ。
それでは、ちゃちゃっと環境を作ります。10.8、10.9なんかも以下同じやり方でいけます。たぶん。
laravel 5はPHP5.4以上が必要です。最新のPHP5.5系とか5.6系でも当然動くようですが、後々サーバー用意の事を考えると、世の中的に5.4くらいのほうが無難かと思います。で、以下を利用します。
「PHP 5.3/5.4 for OS X 10.6/10.7 as binary package」を利用します。試した中ではこれが一番楽で、依存がありません。
ダウンロード&インストール
$ curl -s http://php-osx.liip.ch/install.sh | bash -s 5.4
環境変数にphp5.4を入れる
vim ~/.bash_profile
以下を追記する
export PATH=/usr/local/php5/bin:$PATH
設定を読み込ませる
source ~/.bash_profile
簡単ですね。
TIPS: Laravel 5は、 <ul> <li>Mcrypt PHP Extension</li> <li>OpenSSL PHP Extension</li> <li>Mbstring PHP Extension</li> </ul> が必要らしいですが、上記でインストールした、php-osx.liip.chに一式入っているので、 別途のphpモジュールインストールは不要です。
次に、Composerのインストール
curl -sS https://getcomposer.org/installer | php -d detect_unicode=Off
パスが通っている場所へリネームして移動
mv composer.phar /usr/local/bin/composer
以上でlaravel 5を入れる準備が出来ました!いやぁ、Macってほんとに便利だね。
それではlaravel 5をいれちゃいます。
以下からLaravel 5を L5 Laravel 4をL4と記します。OSI参照モデルではないですよ。
ここからは、先代のL4とはちとちがい、laravelコマンドを仕込みます。
composer global require "laravel/installer=~1.1"
環境変数にlaravel 5を入れる
vim ~/.bash_profile
以下を追記する
export PATH=~/.composer/vendor/bin:$PATH
設定を読み込ませる
source ~/.bash_profile
これでいつでもL5が利用できます。
L5からは、以下のコマンドでサイトをイニシャライズできます。これは!前より処理が早い。
laravel new foo
L5開発中は、artisan先生からサーバー立ち上げ機能が消えたとの消息筋からの噂もありましたので、phpのサーバー機能で立ち上げてみましょう。
cd foo
php -S localhost:8000 -t public/
さてさて、お約束のLaravel 5画面を拝んでみましょう〜
Simplicity is an acquired taste. – Katharine Gerould
確かに。シンプル。
以上でlaravel 5フレームワークがインストール完了しました。あとは煮るなり焼くなり。
最近のコメント