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Laravel 5 環境構築 OSX(10.8.5)編

Category : Laravel5 · by 2月 6th, 2015

この記事はLaravel 5 リリース後のLaravel Framework version 5.0を元に記載しています。

これまで、テスト環境をOSXにする場合、いままでは、仮想環境を作ったり、phpを入れて、Apacheを入れて、MAMPでごにょごにょととか、portsとか、とってもめんどくさかったですが、php5.4にはなんと、開発用ローカルサーバー機能があるので、phpだけをつっこめば、ブラウザで検証しながら開発できちゃいます。便利すぎ。

それでは、ちゃちゃっと環境を作ります。10.8、10.9なんかも以下同じやり方でいけます。たぶん。

PHP5.4を入れる

laravel  5はPHP5.4以上が必要です。最新のPHP5.5系とか5.6系でも当然動くようですが、後々サーバー用意の事を考えると、世の中的に5.4くらいのほうが無難かと思います。で、以下を利用します。

PHP 5.3/5.4 for OS X 10.6/10.7 as binary package」を利用します。試した中ではこれが一番楽で、依存がありません。

ダウンロード&インストール

$ curl -s http://php-osx.liip.ch/install.sh | bash -s 5.4

環境変数にphp5.4を入れる

vim ~/.bash_profile

以下を追記する

export PATH=/usr/local/php5/bin:$PATH

設定を読み込ませる

source ~/.bash_profile

簡単ですね。

TIPS:
Laravel 5は、
<ul>
	<li>Mcrypt PHP Extension</li>
	<li>OpenSSL PHP Extension</li>
	<li>Mbstring PHP Extension</li>
</ul>
が必要らしいですが、上記でインストールした、php-osx.liip.chに一式入っているので、
別途のphpモジュールインストールは不要です。

次に、Composerのインストール

Composerのインストール

curl -sS https://getcomposer.org/installer | php -d detect_unicode=Off

パスが通っている場所へリネームして移動

mv composer.phar /usr/local/bin/composer

以上でlaravel 5を入れる準備が出来ました!いやぁ、Macってほんとに便利だね。

それではlaravel 5をいれちゃいます。

Laravel 5をインストール

以下からLaravel 5を L5 Laravel 4をL4と記します。OSI参照モデルではないですよ。

ここからは、先代のL4とはちとちがい、laravelコマンドを仕込みます。

composer global require "laravel/installer=~1.1"

環境変数にlaravel 5を入れる

vim ~/.bash_profile

以下を追記する

export PATH=~/.composer/vendor/bin:$PATH

設定を読み込ませる

source ~/.bash_profile

これでいつでもL5が利用できます。

それではサイトを新規作成

L5からは、以下のコマンドでサイトをイニシャライズできます。これは!前より処理が早い。

laravel new foo

恒例のテストサーバーを立ち上げ

L5開発中は、artisan先生からサーバー立ち上げ機能が消えたとの消息筋からの噂もありましたので、phpのサーバー機能で立ち上げてみましょう。

cd foo
php -S localhost:8000 -t public/

さてさて、お約束のLaravel 5画面を拝んでみましょう〜

スクリーンショット 2015-02-06 20.15.08

Simplicity is an acquired taste. – Katharine Gerould

確かに。シンプル。

以上でlaravel 5フレームワークがインストール完了しました。あとは煮るなり焼くなり。

 

 

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